はじめに

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、DMM株。

証券口座を比較すると、この4社を同時に目にすることがあります。

では、何が違うのでしょうか。

4社を比較するときに大切なのは、手数料だけを横に並べないことです。

商品、NISA、為替、少額投資、米国株の取引時間、分析環境まで含めると、それぞれの違いが分かりやすくなります。

このページでは4社の全体像を比較し、手数料や為替の細かな違いは専門記事へ分けて解説します。

この記事の結論

米国株の通常取引手数料は4社とも0.495%、上限22ドルで横並びのため、手数料だけを見ても違いは分かりにくくなっています。

差が出るのは、一般投資信託の有無、NISAで無料になる範囲、為替条件、米国株の時間外取引、分析ツールです。

一般投資信託まで一つの口座で使うならSBI・楽天・マネックス、米国株中心ならこれに加えてDMM株も比較対象になります。

まず「何を重視するか」を決めると、4社の違いが見えやすくなります。

SBI証券

SBI証券は、一般投資信託を取り扱い、少額株ではS株を利用できます。

米国株の通常取引手数料は0.495%、上限22ドルです。

NISAでは、成長投資枠の米国個別株・対象海外ETFが売買手数料無料です。

為替については、対象ネットコースのリアルタイム為替が円→ドル・ドル→円とも0銭です。プランC等は対象外です。

円貨決済は1ドル25銭で、提示レートには市場スプレッドがあります。

米国株の取引時間については、2026年内に23時間取引対応を予定しており、2026年9月20日時点でリリース日は未公表です。

楽天証券

楽天証券は、一般投資信託を取り扱い、少額株ではかぶミニを利用できます。

米国株の通常取引手数料は0.495%、上限22ドルです。

NISAでは、米国株・米国ETFの取引手数料が無料です。

為替はリアルタイム為替が0銭で、円貨決済・定時為替は1ドル25銭です。市場スプレッドは別に存在します。

米国株では、プレマーケットを2026年1月26日に開始し、アフターマーケットを2026年6月22日に開始しています。

夏時間は日本時間17:00〜翌9:00で、最大16時間取引できます。

マネックス証券

マネックス証券は、一般投資信託を取り扱い、少額株ではワン株を利用できます。

ワン株のNISA売却手数料は2026年3月17日約定分から完全無料です。

米国株の通常取引手数料は0.495%、上限22ドルです。

NISA米国株の国内取引手数料は2026年2月17日現地約定分から完全無料です。

為替は円→ドル0銭、ドル→円25銭です。

円貨決済の買付時は0銭ですが、今後見直される場合があります。市場スプレッドも別に存在します。

プレ・アフターに対応し、夏時間は日本時間19:00〜翌9:00です。

米国株専用アプリ、銘柄スカウター米国株などの分析ツールもあります。

DMM株

DMM株は、一般的なオープン型投資信託を取り扱っていません。

一方、つみたてかぶは1銘柄1,000円以上1円単位で利用でき、NISAにも対応しています。

米国株の通常取引手数料は0.495%、上限22ドルです。

NISA口座内の米国株取引手数料は無料です。

為替は円→ドル25銭、ドル→円25銭で、円貨決済も1ドル25銭です。

米国株の通常取引は、夏時間22:30〜翌5:00、冬時間23:30〜翌6:00です。時間外取引の明示はありません。

証券会社投資信託少額投資為替米国株取引時間
SBI証券ありS株リアルタイム0銭※23時間取引を予定
楽天証券ありかぶミニリアルタイム0銭※最大16時間(夏時間)
マネックス証券ありワン株円→ドル0銭※プレ・アフター対応
DMM株なしつみたてかぶ片道25銭通常取引時間
※対象コース・取引方法に条件があります。市場スプレッドが別途存在する場合があります。2026年9月20日時点。

4社比較で見るべきポイント

4社とも同じ項目で単純に優劣をつけるより、何を重視するかを先に決めた方が比較しやすくなります。

一般投資信託まで一つの口座で扱いたいのか。

NISAで米国株を利用したいのか。

少額株を利用したいのか。

米国株の時間外取引を使いたいのか。

分析ツールまで必要なのか。

こうした条件によって、見るべき違いが変わります。

売買コストは別記事で比較する

米国株の通常取引手数料は4社とも0.495%、上限22ドルです。

ただし、最低手数料が0円になる約定代金の基準は各社で異なります。

SBI証券は2.02ドル以下。

楽天証券は2.22ドル以下。

マネックス証券は1.1010ドル以下。

DMM株は2.22ドル以下です。

通常の投資額では、この差は実質ほぼ影響しません。

売買手数料やNISAの無料範囲、現地諸費用などを詳しく確認したい場合は「米国株の取引コスト完全ガイド」で整理しています。

為替条件は為替の記事へ

米国株では、売買手数料と為替条件を分けて考える必要があります。

リアルタイム為替、円貨決済、円→ドル、ドル→円で条件が異なるため、詳細は「米国株の為替手数料を比較|円貨決済と外貨決済でいくら違う?」で整理しています。

米国株コストシミュレーター

換算額
約 6,667 ドル
通常売買手数料
約 22.00 ドル
為替25銭・片道
約 1,667 円
為替25銭・往復
約 3,333 円
通常売買手数料は0.495%、上限22ドルとして試算。NISAの無料対象、最低手数料、現地諸費用、市場スプレッド、税金は含みません。参考値としてご利用ください。

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NISAを中心に比較する場合は「NISAを始める証券会社は何が違う?」。

米国株の機能差を確認する場合は「米国株の取引機能を比較|時間外取引・注文機能・分析ツールの違い」。

コストを詳しく確認する場合は「米国株の取引コスト完全ガイド|売買手数料・現地費用・保有コスト」。

リスク注記

株式、投資信託、ETFなどの金融商品は元本が保証されていません。価格変動や為替変動などによって損失が生じる可能性があります。本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・売却や特定の証券会社の利用を推奨するものではありません。

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